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景気サイクル後期にいかに備えるべきか

慎重な姿勢を強める世界的な機関投資家

昨今、世界経済、金融市場を見通すことは、非常に難しくなっている。株式や債券などのパフォーマンスは良好であるものの、マーケット関係者であれば誰もが「リーマンショックから10年以上が経ち、この好調な景気サイクルがいつ終わってもおかしくない」と警戒しているはずだ。しかも、どの地域を見ても足元のマクロ指標に減速感が出てきており、米中貿易戦争をはじめとする地政学的リスクも懸念されている。
だが、こうした弱気な材料がある一方で、強気な見方もある。例えば、経済、産業構造が変化を遂げていること。テクノロジーの発展により在庫管理の効率化が進んだことや、製造業からサービス業へと産業の中心が移りつつあることで、景気循環の波がマイルド化している。さらに「パウエルプット」といわれる金融緩和政策や、財政赤字を気にせず積極的な財政出動を容認する「現代貨幣理論(MMT)」も強気を支える材料となっている。

投資戦略部部長-入倉周
投資戦略部部長
入倉周

では、この状況を世界の代表的な機関投資家である「ソブリン投資家」は、どう見ているのか。
グローバルに展開する独立系運用会社インベスコが、毎年独自に行っている調査によると、「9割近いソブリン投資家が、今後2年以内に景気サイクルの終わりを見込んでいます。そのため、ボラティリティーの高い市場環境に備えて慎重姿勢を強めており、この先1年の資産配分も債券、キャッシュなどの流動性の高い資産やオルタナティブ資産にシフトしています」とインベスコ・アセット・マネジメントの投資戦略部部長の入倉周氏は言う。

マルチアセット大手の「ダウンサイド抑制型戦略」に注目

インベスコの本拠地は米アトランタ。1935年の設立以来、世界各地で実力のある運用会社を積極的なM&Aでグループ化し、運用力を高めながら着実な成長を遂げている。2019年6月末現在、25カ国に約8000名もの社員を配置し、運用資産残高は130兆円に迫る。米国の代表的な株価指数S&P500の構成銘柄に採用される、世界屈指の資産運用会社だ。

出所:インベスコ

日本においても、株価の下落が続くベアマーケットに備える手段を探す国内機関投資家の間で、インベスコの存在感は増してきている。「ダウンサイド抑制型マルチアセット戦略」の提供が可能だからだ。

ベアマーケットに備える手段としては、ボラティリティーが急騰する局面で大幅な収益獲得を目指すテールヘッジ戦略や市場の上昇、下落トレンドに追随するマネージドフューチャーズ戦略などがある。中でもインベスコの「ダウンサイド抑制型マルチアセット戦略」は、平常時においては資産クラスのリスクプレミアムを日次で享受しながらも、下落時には機動的にアセットアロケーションを変更し、損失を限定的にすることを目指すもので、急速に関心が高まっているのだ。
この戦略を具体的に落とし込んだのが、「グローバル・バランス・ソリューション(GBS)運用」。インベスコでマルチアセット運用を行う部門は米国、欧州に4つある。GBS運用を手がけるのは、独フランクフルトに拠点を置くインベスコ・クオンツ・ストラテジー(IQS)。35年以上のクオンツ運用実績を持ち、60名超の運用プロフェッショナルを擁している。IQSの運用資産残高は約3兆円強。インベスコのマルチアセット運用は欧米4部門合計では約7・3兆円の運用資産残高を誇る。グローバル大手の一角を占めていると言えるだろう。

出所:インベスコ、例示目的。リスク・リターン目標4%(年率)のシミュレーションポートフォリオで計算
出所:インベスコ、例示目的。リスク・リターン目標4%(年率)のシミュレーションポートフォリオで計算

3つの防衛ラインでキャッシュ比率を調整

GBS運用の特徴は、「3つの防衛ラインを有していることです」と入倉氏は話す。第1の防衛ラインは、平常時にリスクプレミアム獲得を目指す「戦略的アセットアロケーション(SAA)」。機関投資家の運用目標、制約条件に合わせ、リスクベースの資産配分による分散を行う。
第2の防衛ラインは、マクロ・ファンダメンタルズの情報を取り込んだ「タクティカル・アセット・アロケーション(TAA)」。インベスコが自ら開発し、長年使用しているTAAモデルによって北米、欧州、アジアの株式・債券、およびコモディティーといった各資産クラスごとに、今後3〜6カ月の期間でキャッシュを上回るリターンを達成できるかを予測。週次でシグナルを更新し、機動的にマーケットごとのポジション変更を図る。

金融法人営業本部長 関塚健太郎
金融法人営業本部長
関塚健太郎

第3の防衛ラインは、ボラティリティーや相関の変化の特徴を取り込んだ「ダウンサイド・プロテクション」だ。まれにしか起こらないはずの暴落が実際に発生する頻度や、こうした極端な下落局面では分散効果が失われることを考慮し、テールリスクが顕在化した際の予想損失を「期待ショートフォール」で計測。「より保守的にダウンサイドリスクを評価して、損失が一定範囲内に収まるよう、日次でダイナミックにキャッシュ比率を管理しています」と入倉氏はインベスコ独自のアプローチによるダウンサイドリスクの抑制手法について説明する。

顧客の個別ニーズに応じたソリューションを提供

インベスコの「ダウンサイド抑制型マルチアセット戦略」に基づいたGBS運用に対する国内機関投資家の関心の高さには、ほかにも理由がある。金融法人営業本部長の関塚健太郎氏は、「基本的に日本の金融機関は年度会計を採用しているので、年度ごとに予算どおりのリターンを上げていかなければなりません。大きな損失はなかなか許容しにくい事情があるのです」と言う。そして、「こうしたことを踏まえ、インベスコはお客様個別のニーズに応じた最適解をご提供したいと考えています。それを実行しているのが『インベスコ・インベストメント・ソリューションズ(IIS)』というチームです」と入倉氏は言葉を継ぐ。
IISの本部は米ヒューストンにあり、北米、欧州、アジアの3地域、東京を含む11拠点に50名以上の専属スタッフを配置している。「IISはお客様の課題解決のために、インベスコのケイパビリティーをすべて活用します。運用面であれば、IQSをはじめ全運用部門へのアクセスを介して、135以上の資産クラス、約20の通貨建て、パブリックとプライベートの両市場を組み合わせてカバーできます。また自社開発のリスク分析ツールや、低コストで投資家独自のニーズを取り込んだ運用を実現するセルフ・インデックスなどの機能を持ち合わせており、お客様の目標を達成するテーラーメイドのソリューションを提供することが可能です」と入倉氏は説く。
晴れの日も雨の備えをーとよく言うが、昨今まさにその必要性が高まっている。ボラティリティーの高い市場環境に備えたいのであれば、インベスコを通じてダウンサイド・プロテクション機能を具備したポートフォリオをカスタマイズしてみてはいかがだろう。

金融法人営業部と株式・マルチアセット部のメンバー。金融市場を見通すことが難しくなる中、顧客ニーズを満たす商品の提案に努めている
金融法人営業本部と株式・マルチアセット部のメンバー。
金融市場を見通すことが難しくなる中、顧客ニーズを満たす商品の提案に努めている

商号等:インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
金融商品取引業者関東財務局長(金商)第306号加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

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C2019-07-197

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